2022年4月5月に聴いていたおすすめアルバム、曲をお送りします。
LEX「なんでも言っちゃって (feat. JP THE WAVY)」
LEXがJP THE WAVYをfeatureし、トラックメイキングはKMという最高の布陣の一曲。
トロピカルな上物と野太いビートの中毒性の高いトラックが最高なのはもちろん、LEXとJP THE WAVYのリラックスしたムードながらシャープなライミングも心地よい一曲です。
まぁこういうラグジュアラスな生活に憧れるかというと意外とそうでもないんですけど、見てるのは好きで、ラップスターが日常を楽しんでるって言うコンセプトのPVもついつい何度もリピートしちゃいますよね。
やはりスター然とした2人の佇まいや言葉のデリバリーが心地よくてここ2か月程ドはまりした一曲です。
Elephant Gym『工作 Work』
FUJI ROCK FESTIVAL’22にも出演が決まっている台湾のマスロックバンド、Elephant Gymの2016年発表のEP。
一般的なマスロックよりもシステマティックさが控えめで確かな詩情を感じさせるのと、時折はいる透明感のある中国語のボーカルもいいです。
おすすめ曲は「中途 Midway」。
寺田創一「とんでもマウンテン2/ Mount Amazing 2」
『サルゲッチュ3・オリジサル(原文ママ)・サウンドトラック』の中の一曲。
ゲームはやった事なく、Twitterで知った曲。分厚いシンセに、透明感のあるピアノがぽつぽつと奏でるメロディ、控えめなドラムンビートみたいなリズムがここち良い一曲。
前回も紹介しましたけど、レトロゲーだけじゃなくて最近のゲームミュージックもいいですね。
余裕が出てきたらこれ買って色々と発掘したいと思います。
Sam Gendel & Sam Wilkes『Music for Saxofone & Bass Guitar More Songs』
Vampire Weekend、折坂悠太などとの共演も話題のサックス奏者、Sam Gendelが、Jacob Collierなどのサポートメンバーとしても有名なベーシスト、Sam Wilkesと組んで、カセット・テープとレコードでのみ2018年に発表した作品。
今回紹介するのはそのアルバムにビーチボーイズのカバーなどを追加して再リリースしたヴァージョンです。
独特のエフェクトがかけられたSam Gendel印の浮遊感のあるサックスに、包みこむようなくぐもったリズムトラック、メロディとリズムを自在に刻んでいくベースが気持ち良すぎる一枚。
こういうはっきりしないこもったような音が好きなんで、これは大好物ですね。
逆にクリアでブライトな音を好む人にはあんまり勧められないかもです。
これはCD欲しくなってきた。
Clown Core「Infinite Realm of Incomprehensible Suffering」
アメリカの二人組覆面デュオClown Coreの2020年のアルバム『Van』より。
中身はLouis ColeとSam Gendelなのではといわれています。
全体的に使い古されたパターンにやっすいペナペナの音色のビートに近所の小規模のスーパーでかかってそうなドリーミーなメロディがのった最高としか言いようがない一曲。
至福の1分25秒。