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ギターリフが凄い曲ベスト100

80位 マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン「フィード・ミー・ウィズ・ユア・キス」My Bloody Valentine “Feed Me With Your Kiss” 1988年

  • ギタリスト: ケヴィン・シールズ、ビリンダ・ブッチャー

マイ・ブラッディ・ヴァレンタインは、ギターの音程の不確かさを浮遊感や暴力性に変換し、ギターサウンドに革命を起こした最後のバンドと言っても過言ではないと僕は思っています。

そして、歪みこそギターの命であり、その暴力性の源だと教えてくれるのがこの曲のギターリフですね。

そんな熱量の高いリフに対してどこまでも低温なボーカルも衝撃的。

79位 オフスプリング「アイ・チューズ」The Offspring “I Choose” 1997年

  • ギタリスト:ヌードルス

90年代に強力なセールスを誇ったパンクバンド、オフスプリングのどちらかと言えば見過ごされがちなナンバー。

しかし、コード弾きとブラッシングとパワーコードの一口で3つ美味しい完成度の高いリフだと思ってます。

ディストーションの音色もいい感じでついつい弾きたくなるリフの一つですね。

78位 グランド・ファンク「アメリカン・バンド」Grand Funk Railroad “We’re An American Band”1973年

  • ギタリスト: マーク・ファーナー

パワーコードとブラッシング、単音と間を活かしたなかなか練られたリフ。イントロのドラムとギターのソロもカッコいいですね。

ワイルドさのお手本のような演奏が詰まったパワフルな一曲。

77位 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「サブウェイ・トゥ・ビーナス」Red Hot Chili Peppers “Subway To Venus”1989年

  • ギタリスト:ジョン・フルシアンテ

ジョン・フルシアンテはその登場以降、ストラトキャスターの使い手を代表するギタリストの一人として君臨し続けてますが、そんな彼がレッチリに加入したての頃の一曲。

ファンキーで攻撃的なカッティングリフ。

高音弦だけではなくて最初に低音弦を弾いてから高音弦のカッティングに入る音の落差もクールですね。

カッティングの練習曲としても最適。

このころのジョンの演奏は、なくなってしまったレッチリの初代ギタリスト、ヒレル・スロヴァクの影響やプロデューサーによるプレイスタイルの押し付けなんかもあったりして、これ以後のスタイルとはまた違っていて面白いです。

76位 イエス「シベリアン・カートゥル」Yes “Siberian Khatru” 1972年

  • ギタリスト: スティーヴ・ハウ

イエスはいわゆるプログレッシブ・ロックバンドで、単純さや明快さを売りにするリフのイメージはあんまり無いですが、意外と名リフがあります。

これも疾走感と構成力が同居したカッコいいし知的で高度なギターリフ

9分近い曲だけどこのイントロがハイライトだと思います。

75 位外道「香り」1974年

  • ギタリスト: 加納秀人

リフだけでいったら「ビュンビュン」と順位が逆だったかも…。

割とシンプルなフレーズだけど音色が気持ちいいのとドラムアレンジが良いですね。

早すぎたパンクバンドだと思います。

74位 チャック・ベリー 「ジョニー・B.グッド」Chuck Berry “Johnny B. Goode” 1958年

  • ギタリスト:チャック・ベリー

ロックンロールのギターの基礎を作ったチャック・ベリーの代表的な曲、イントロがこの「ジョニー・B・グッド」。

リフというよりソロに近いのでちょっと順位は低めですが、歴史的重要度はトップクラスだと思います。

何回模倣されたか分からないフレーズである事は確かで、無形文化財と言っても過言では無いですね。

73位 Number Girl「IGGY POP FUN CLUB」1997年

  • ギタリスト:向井秀徳、田渕ひさ子

日本のバンド史に多大な影響を与えたバンドの代表的なリフ。

ナンバガは解放弦を多用したオンコードリフが多く、真似すれば雰囲気が出ます。

向井さんといえば親指で6弦をおさえたり、解放弦の響きを活用したギターフォーム通称「オレ押さえ」ですが、この曲でもそのフォームは炸裂していますね。

72位 クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル「ボーン・オン・ザ・バイヨー」Creedence Clearwater Revival  “Born On The Bayou” 1969年

  • ギタリスト:トム・フォガティ、ジョン・フォガティ

ただのE7のアルペジオなんですけどトレモロのエフェクトがかかってて、めちゃくちゃ不穏な雰囲気に仕上がってます。

セブンスコードはもともと泥臭い雰囲気を有していますが、トレモロの不安定な響きがさらにそれを増幅していますね。

71位ザ・フー「恋のピンチヒッター」The Who “Substitute” 1966年

  • ギタリスト:ピート・タウンゼント

アコースティックギターのシンプルだけど印象的で耳に残るコードリフ。

今回改めて聴き直して「あれ、こんなに短いイントロだったっけ?」と驚きました。

フレーズそのもの強度を再認識しましたね。

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