- 20位 ザ・ローリング・ストーンズ「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」1968年 The Rolling Stones “Jumpin’ Jack Flash”
- 19位 レッド・ツェッペリン「胸いっぱいの愛を」Led Zeppelin “Whole Lotta Love” 1969年
- 18位 ニルヴァーナ「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」Nirvana “Smells Like Teen Spirit” 1991年
- 17位 Rage Against The Machine “Bulls On Parade” 1996年
- 16位 テレヴィジョン「マーキー・ムーン」Television “Marquee Moon” 1977年
- 15位 ピンク・フェアリーズ「ザ・スネイク」Pink Fairies “The Snake” 1971年
- 14位 ザ・スミス「ヘッドマスター・リチュアル」The Smiths “The Headmaster Ritual” 1985年
- 13位 ヴァン・ヘイレン「踊り明かそう」Van Halen “Dance the Night Away”
- 12位 ドゥービー・ブラザーズ「ロング・トレイン・ランニン」The Doobie Brothers “Long Train Running” 1973年
- 11位 イエス「ロンリー・ハート」Yes “Owner of a Lonely Heart” 1983年
20位 ザ・ローリング・ストーンズ「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」1968年 The Rolling Stones “Jumpin’ Jack Flash”
- ギタリスト:キース・リチャード、ブライアン・ジョーンズ
アコースティックギターで演奏したリフの録音物に負荷をかけて再録して出来た、独特の響きが秀逸な名リフ。
なんてことないただのコード弾きだけど脳天にガツンときます。
ストーンズはアンサンブルの力が大きくてちゃんと聴くとリフだけの評価って低くなってしまうと今回の特集で痛感しました。
19位 レッド・ツェッペリン「胸いっぱいの愛を」Led Zeppelin “Whole Lotta Love” 1969年
- ギタリスト:ジミー・ペイジ
ロックのイデアみたいなリフですね。
ギターリフといえばこれ、みたいな方もいるのでは。
いかがわしさと暴力的ムードのハーモニーが最高に気分をあげてくれるギターリフです。
開放弦と押し弦で同じ音をならしてるんですけど、同じ高さの音でも弦が違うと響き(ボイシング)が微妙に違うんですよね。
しかもそれプラスアルファで、押している弦を揺らすことで微妙にビブラートをかけて独特な響きを出していたりします。
実は音響的に色々凝ってるリフなんですね。
18位 ニルヴァーナ「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」Nirvana “Smells Like Teen Spirit” 1991年
- ギタリスト:カート・コバーン
本当はコレよりいいギターフレーズがニルヴァーナ には沢山あるんだけど、リフの強度としてこれ以上の物は無いし、やっぱり名リフだと思います。
弾いててめちゃ気持ちいいですしね。 このリフのリズムパターンがボストンの名曲「宇宙の彼方へ」に酷似していて、初めてカートがこの曲をバンドメンバーに披露したとき、それでからかわれたなんていうエピソードもあります。
17位 Rage Against The Machine “Bulls On Parade” 1996年
- ギタリスト: トム・モレロ
ただオクターブ違いの音を交互に弾いてるだけのリフ。
だけれどもリズムの妙でカッコよくて攻撃的なリフになりうる事を証明しています。
その後のワウを使ったリフもCoolですね。トム・モレロは90年代において、真にギターヒーローといっても差し支えのない存在で、ヒップホップの影響も取り入れたその攻撃的なサウンドは衝撃をもって迎えいられましたね。
16位 テレヴィジョン「マーキー・ムーン」Television “Marquee Moon” 1977年
- ギタリスト: トム・ヴァーレイン、リチャード・ロイド
二本のギターが織りなすアンサンブルリフ最高峰。
リズム隊の功績が大きいので個人的にはもっと推したかったんですが低めになりました。
15位 ピンク・フェアリーズ「ザ・スネイク」Pink Fairies “The Snake” 1971年
- ギタリスト: ポール・ルドルフ
おそらく今回の企画で一番マイナーな曲だろうけど凶悪さはトップ5に入るリフ。
パワーコードとブラッシングがメインのシンプルかつワイルドなリフ。
14位 ザ・スミス「ヘッドマスター・リチュアル」The Smiths “The Headmaster Ritual” 1985年
- ギタリスト:ジョニー・マー
ニューウェーブな空間系エフェクトがかったギターの音色、コード感をちょいまろやかにしてパンク的コードかき鳴らし、それとコード感の曖昧なアルペジオで調理された名リフ。
つまり何がいいたいかといいますと、この曲のリフには様々な要素が美しいかたちで纏め上げられているんですね。
それぞれのジャンルの素晴らしい要素を結集してできた名作リフだとおもいます。
近年ではレディオヘッドがカバーしたことでも有名ですね。
13位 ヴァン・ヘイレン「踊り明かそう」Van Halen “Dance the Night Away”
・ギタリスト:エディ・ヴァン・ヘイレン
心地よい伸びやかなディレイがかかったディストーションが気持ち良く、ワクワク楽しい気持ちになる最高のリフ。
まぁ、歌詞の内容は卑猥でどうしようもない感じなんですけど(笑)。
12位 ドゥービー・ブラザーズ「ロング・トレイン・ランニン」The Doobie Brothers “Long Train Running” 1973年
- ギタリスト:トム・ジョンストン、パトリック・シモンズ
列車の走行音を模したような名カッティングリフ。
ハイフレットのバレーコードをブラッシングをおり混ぜ綺麗に鳴らさないと決まらないリフ。
ですのでカッティングの練習曲としても有能だと思います。
11位 イエス「ロンリー・ハート」Yes “Owner of a Lonely Heart” 1983年
- ギタリスト:トレヴァー・ラビン
機械的な激しいディストーションサウンドと歯切れの良さで実に80sを感じさせるギターリフ。
ソロも最高。
ナンバーガールも「 DRUNK AFTERNOON」でこのリフをパロってましたね。