いままでベースラインのカッコいい曲、ベースリフのカッコいい曲をそれぞれやっていきましたけど、今回はベースのソロのカッコいい曲を特集します。
ギターソロというのは良く聞きますが、ベースソロはあんまり聞いたことがないな、という方は多いのではないでしょうか。
そんな比較的珍しいベースのソロを集めてみました。
1. レッド・ツェッペリン「レモン・ソング」 Led Zeppelin “Lemon Song”
ロックの名盤『レッド・ツェッペリンII』からの一曲。
ハウリン・ウルフの「キリング・フロア」などを下敷きにしてつくられた一曲。
実際に「キリング・フロア」の版権をもってる会社から訴えられて、後々作曲クレジットにハウリン・ウルフの名前が載るように。
他にもブルース有名な曲の引用がちらほらある曲です。
とまあいわくつきの曲ですが、メンバーの演奏は素晴らしい曲で、特に曲のテンポスピードがアップする後半のギターとベースが絡み合うソロがたまらないですね。
ベーシストはもちろんジョン・ポール・ジョーンズです。
2. フリー 「ミスター・ビッグ」Free “Mr.Big”
ベースソロといえばはずすわけにいかないのが、
ブリティッシュブルースロックバンド、フリー (Free) の「ミスター・ビッグ」(Mr.Big)。
問題のベースソロですが3:08ぐらいから聴けます。
ベーシストはアンディ・フレイザー。
余談ですが、日本でも大人気だったアメリカの超絶技巧ハードロックバンド、
Mr.Bigはこの曲からその名をとりました。
3. ミスター・ビッグ「アディクテッド・トゥ・ザット・ラッシュ」Mr. Big “Addicted To That Rush”
というわけでMr. Bigの曲をついでにあげないではいられません。
ベースのビリー・シーンの超絶技巧とステージアクションが存分に味わえる「アディクテッド・トゥ・ザット・ラッシュ」(Addicted To That Rush)です。
冒頭から飛ばしまくるビリーのソロが堪能できます。
4. ポール・サイモン「ユー・キャン・コール・ミー・アル」 Paul Simon “You Can Call Me Al”
元サイモン&ガーファンクルのポール・サイモンが1986年に発表したアルバム『グレイスランド』からの一曲。
ポール・サイモンがパーティで名前を間違えられた経験からがもとになっている曲。
このアルバム全体がそうなんですが、音楽的には彼の南アフリカ滞在から影響を受けています。
イントロのフレーズは小沢健二さんが「ぼくらが旅に出る理由 」という曲でまるまる引用していたので、聞き覚えがあるってかたは多いかもしれないですね。
ベースソロは3:44から。他の楽器の演奏が止まってベースだけになるソロで実に印象的ですね。
Bakithi Kumaloという南アフリカのミュージシャンがこのソロを弾いています。
余談ですけど、これプロモーション・ビデオも面白くて、チェビー・チェイスっていうポール・サイモンに似てるコメディアンの人が出演しているんです。
長身のチェビーと背が低いポールの凸凹コンビとお互いがそっくりな感じが面白いです。
5. ディープ・パープル「ピクチャース・オブ・ホーム」Deep Purple “Pictures Of Home”
ハードロックバンドといえばこのバンド、
ディープ・パープル (Deep Purple)から、ベースソロが聴ける、
「ピクチャース・オブ・ホーム」(“Pictures Of Home”)をご紹介。
3:40頃から始まるロジャー・グローヴァーによるベースソロフレーズ。
かっこよくてゾクゾクしますね。
初めて聴いたときは鳥肌が立ちました。
まとめ
というわけで、今回はベースソロの曲を集めてみました。
数は少ないですが、このようにカッコいいソロが意外とあるものなので、皆さんも捜してみてください。